人生晴朗なれども波高し (安定板使用)

あらふぉー腐オタの日々のあれこれそれ

助けてください!屋根裏に…屋根裏に何かいるんです!!

夜な夜な屋根裏から音がするんです。

コトンコトンとか。時にバサッバサッと何かを掻きむしるような不気味な音。

そして突如の全力疾走音。

わたし、怖くて怖くて。

毎日8時間くらいしか眠れないんです!!

 

 

という奥様のお便り調でどうもこんにちはオラミミです。

何がいるってですね。

 

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これです。これ。

「イタチ」

 

 

イタチとの馴れ初め

 

あれはもう今から2年程前の寒い夜だったでしょうか…

それまでもたまに屋根裏でコトコトという音がする事はあったんです。

恐らく「ねずみ」です。

しかしある日、軽い足取りのネズミとはあからさまに違う足音で、

しかも屋根裏を全力疾走しまくる音が私を襲ったのです。

もうそれは

ドタタタタタタタタタタタタタッ!ドスンッバタッ!!・・・

バタタタタタタタタタタタタタッ!!もっさもっさ

みたいな感じですよ。

 

一度この音で目が覚めたらその後寝てられない…。

 

ちなみに最初は一体何が…何が起きたんだ!!

盗人か!盗人が屋根裏にでもいるのか!!ジーーザーーーーースッ!!

と震え上がりました。

それくらいの今までに聞いた事のない音の大きさだったのです。

 

その日、勿論わたくしはネットで調べまくりました。

何アレ怖い…絶対ネズミじゃない…と。

そして導き出されたのが「イタチ」でした。

家の近くの山や畑をイタチが疾走してる所を何度か見たことがあったけども、

まさか屋根裏に侵入してくるとはなぁ…。

 

ドタタタッと全力疾走しているのは恐らく餌であるネズミを追いかけてたんでしょうね~。

そして謎の“もっさもっさ”音はイタッチーが断熱材をもてあそんでる音だったようで…。

 

そしてそれ以来…ちょくちょく音を聞くようになったのです。

日を置いて登場する時もあれば毎日連続して大暴れする時もあるという…

 

 

イタチに出て行ってもらいたく候

 

 「屋根裏にイタチがいて寝不足なんすよ…」

 

と、前の職場で言ってみたところ男性陣は何故か爆笑する輩と「役所が捕獲用の何か貸してくれるとか言ってたような…」とアドバイスしてくれる方に二分しました。

が、

女性陣はそろって「イタチってどんなの?」→PCでイタチの画像を見る→

 

「可愛い~~~~vvvv」

 

という反応でした(笑)。

まぁ確かにな…写真だけ見てると可愛いよな…

ええい…この黄色いもふつやの悪魔め…

 

中には「えー。こんな可愛い子を追い出しちゃうの?飼ってる感じで一緒にいればいいじゃな~い」とか「なんか賑やかそ~vv」というありがた~いお言葉(遠い目)も頂いたりですね。

 

とまぁ実際に屋根裏で運動会されて困る立場になければそんなもんですよ。ええ。

多分自分もそう。

 

だがしかし、毎日毎日寝不足になってくると

「ですよねー☆可愛いイタチちゃんと同居!って気分で過ごしますねー」

とか言ってらんねぇ。

思わずありがてぇ台詞を吐いた女子に

「ならてめぇの家の屋根裏に放り込んで寝不足の毎日と獣の糞尿をお見舞いしてやろうか!おお?」

と言いたくなるぐらいには…

余裕がなくなってくるのでありました。

 

そう。寝不足になるってだけじゃないですからね。

動物だから屋根裏で排泄もするし、ダニやらノミやらもわくし、

更には居心地がいいと子供まで産んじゃって断熱材をナイスベッドにしちゃうわけですよ。

これは絶対的に…出て行ってもらわねば!!

 

 

だが、敵は法によって守られていた

 

 何故「捕獲・駆除せねば!!」と、打ってないかと言いますと、

別にわたくしの中に微かに存在する優しさでオブラートに包んでみたからではありません。

イタチが登場してきた最初の頃は「も~出ていってくれよ~」くらいのね、感じでした。もちろん。

でもそれが何日も続いてくると

追い出したって…またあいつらは戻ってくるんだろ!?

やらなきゃ…やられるんだ…(精神的に)

そうだ…やらなきゃ……ガタガタガタガタ

という心境になるわけですよ。

そこに登場するキーワードが「捕獲」と「駆除」なんですけども…

大前提としてあるのが

イタチのメスは鳥獣保護法により、捕獲・駆除は禁止されています。

ってやつです。

オスも自治体への申請と許可が必要、と。

 

で、わたしは思ったのです。

 

そもそも天井裏のイタチがオスかメスか分からん

 

よしんば申請して許可とって捕獲してみて「あ、メスだった★」とか言うたら法に反するわけだ。

しかもオスだったとして捕獲後は各自治体の指示に従うってあるんだが…

その指示ってどんなのだろう。

「さぁ、自らの手で滅せよ!」

なんて言われたらどうしよう。

「ただ寒さと飢えを凌ぐ為におまえの家の屋根裏へやってきたこのつぶらな瞳のつややかな毛並みの動物を…さぁ、おまえの安眠の為に滅するがいい」

とか言われたらどうしよう。

 

あ゛ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ。

 

って色々考えてたらなんか何もかも面倒になってきますね。

ええ。

 

 

追い出し作戦遂行

 

 というわけで、とりあえず以下の事をやってみました。

 

①イタチの餌になるネズミの駆除を頑張る

②イタチの嫌いそうな匂いのする物を置く

③天井に現れたら傘で天井をゴンゴン突いて威嚇

④猫の鳴き真似をする

⑤イタチよ…と天井に向かって諭してみる

 

当たり前だけどもやっぱり効果のあったのは①かな、と。

色んな市販の駆除グッズを試しましたとも。

色々やり過ぎてどれが一番効果があったのか分からないという有様。

 

②はですね。木酢液とかクレゾールとかが良いとされてたので試したかったんですけども、余り匂いのキツイ物を屋根裏に置くとマイルームまで臭くなりそうで躊躇してしまいました。

結果アロマオイルでなんか効きそうなやつ…とユーカリティッシュに垂らして置いてみたんですけどね…こりゃ多分効いてないな…

 

③と④はなんか気づいたら反射的にやってしまっていた残念な行動

⑤は天井を突き過ぎた後に自らの凶暴性を反省し、イタチを諭してみようとした痛々しい行動

 

 

結果的に御飯となるネズミが減った事で最初の頃よりは出現回数が格段に落ちた気がします。

本当は厳重に追い出し作戦して、さらにイタチが入ってくる穴を見つけてそれを塞ぐ!

ってのが大事なんですよね。

分かってるけどもなかなか難しいなぁ。

いたっちーは500円程の穴からでも入ってくるらしいですね。

その穴を見つけるのが大変だし2F部分にあったらどうすれバインダー

 

やっぱり本格的にどうにかしたいと思ったら専門業者さんにお願いするしかないんですかねぇ。

意外に自分たちであれこれ対策をしてるうちに結構お金を使ってる事に気付く。

最初から頼んでおけばよかったー!というパターンか…

 

 

おわり

 

久しぶりに今日イタチが出現して寝不足になったので打ってみました。

最近のイタチは連日居座ってる感はないです。

今日は寒いなーと思ったらいる事があります。

前回に来た時は恐らく夜に入り込んで昼間寝てたんでしょう。

天井から「すぴーすぴーすぴぴー」という寝息が聞こえてきました…

微笑ましさ余って憎さ100倍!!(笑)

 

というわけでイタチ日記おわります。