人生晴朗なれども波高し (安定板使用)

あらふぉー腐オタの日々のあれこれそれ

クリーン作戦で妄想の羽を広げる

小さいカメが飼いたいと思っていたオラミミです、こんにちは。
でもカメさん成長したら大きくなるじゃないですか。
最近大人気の池の水を抜いたりするあの番組でも、最初は小さくて可愛かったカメ
が巨大化して捨てられて…てな感じでたくさん捕獲されてるじゃないですか。
故に、ずーっと小さいカメがいないだろうかと探してた事があるんですよ。
するとですね、成長しても10㎝くらいっていうカメさんがいたんです。
(ミシシッピニオイガメ)

おお、ちっこいカメ!ナイス!!…と思ったんですけども、
とある事件?がありまして何となく亀を飼いたい気分から遠ざかっておりました。
(とある事件は後述)

だがしかし、やっぱりカメ!と最近カメ熱が上がってきております。
が、カメさんは長生きなのです。
長い間一緒にいれるな~という嬉しさ反面、
今から飼い始めると、そのミシシッピニオイガメの寿命って約25年らしいので
65歳くらいまで連れ添うわけですよ、65歳。

前期高齢者ですよ。
そんな歳まで連れ添ったカメが亡くなったりした日にゃぁ…
メンタル弱い婆さんは耐えれるのか??とか色々妄想するわけです。

うーむ
悩むなー


で、何故に一度亀を飼いたい気分から遠ざかったかと言いますと
我が村のクリーン作戦でカメを見つけたんですよね。

あれは11月の寒い朝でした…

突然ゴミを拾っていた姉が「ギャーーーッ!」と叫んだんです。
なんだなんだ。
大人な雑誌でも見つけたか。
爽やかな秋の朝に。
とニヤニヤしながら駆けつけると姉が

「カ、カ、カメ!」

とか言うわけです。

何言ってんだ、こいつ…と一瞬思ったんですけども。
もしかしたら何処かから逃げてきた亀さんがのっそりのっそり道を歩いて
いるのかと思って辺りを見回したのです。
が、何もいませんでした。

すると姉が火ばさみでとある方向を指すので見てみました。
その先には落ち葉がもりもりに溜まってる溝がありました。
よーく見てみると確かに落ち葉の中に何か落ちてました。
でもね。
絶対的にカメじゃない。

古臭い感じの白い…バレーボール???


「姉よ、何処がカメですか。古くなったバレーボールか何かじゃないんですか?コレ」


まったく、姉貴ときたら…やれやれ…と思いながら、ヒョイっと其の物体を持ち上げてみました。


カメでした。


「カメじゃん!」
「だからカメって言ったでしょ」
「カメの中身が行方不明なんですけどぉおお!?」

 

そう。
カメ、というか甲羅?オンリーカメというか。
中身すっからかんカメ。


亀さんの、あのお腹の腹筋割れてる調になってる所がバレーボールに見えたんです。
目がオカシイんじゃないのか?と言われましても、見えたんです。

 

2人で大騒ぎしていると、ご近所の小学校低学年の女の子とお母さんがやってきました。
そしてカメの亡骸を見せるとお母さんは
「キャァアアア!」と叫びました。
おお。
オナゴらしい叫び声。
ってそんな事に感動している場合じゃなかった。

 

いやーどうしますかねぇ、これ
ゴミ袋にぽーいと入れちゃうのは気が引けますよねぇ、これ。
かと言ってこのままに…しといてもねぇ。
何処かに埋葬しますか。

 

などと、大人達があれこれ言ってる傍で小学生の女の子は座り込んでカメを観察していました。
観察してるというか火ばさみでツンツク突いてました。
そして次の瞬間、火ばさみでその空っぽカメをガシっと挟みぶんぶん振り回すじゃないですか。

「ちょ!あんた!何してんの!怖くないのっ!」

と、我が娘ながら若干引くわーという感じでお母さんは娘さんへ言いました。
そして女の子は

「ぜーんぜん怖くないよ。だってもう死んでるんでしょ?」

と言って自分のゴミ袋にポーーーーイッと投げ込みました。

 

「・・・」
「・・・」
「・・・」


子供つぇえ…


いや…そうだな…。
全然怖くないよ、だってもう死んでるんだもん…か。
そうだよなぁ…。

(老人、子供の言葉にしみじみ何かを考えている模様)

 

 

ちなみにその後、
その溝の落ち葉の中を再びゴソゴソしていたら
同じような中身空っぽカメが2つ出てきました。

大人発狂す。

「ギャーーーーーッ!」

子供狂喜す。

「わ!またカメだ!!」

ゴミ袋にポイポーーーーーーイッ!


な、なんであんな所にカメの亡骸がしかも3つもあったのか…。
生きたまま放置したらさすがに3匹まとまった所で力尽きるってのは変な気がしますねぇ。
って事は、亡くなって、空っぽ状態になったものを取っておいたけど邪魔になって捨てた、とか??
よく分かりませんなぁ…。
ついでに、大きさは甲羅だけでも20㎝~30㎝くらいあった気がします。

 

 

なんというか、ゴミ拾いしてますと、何故ここにこれを捨てたのか…とか考え始めて
楽しくなってくる事があります。
本当はゴミが無いのが一番だけども。

例えば同じ銘柄の珈琲の空き缶が適度に散らばって捨ててある場所があったんです。
拾ってみたら山のようになったんですけども。
多分営業さんとかが時間つぶしや休憩にここに来ては捨ててるんだろうなーと妄想するわけです。
そして其の人は糖分いっぱいの缶コーヒーが大好きなわけです。
ブラックなんかはとんでもない。
微糖やら低糖やら甘さ控えめなんて言葉にも踊らされない。
一途にこの原材料名は牛乳の次が砂糖の缶コーヒーばかりを毎日毎日飲んでいるのです。

そして、空き缶と一緒におにぎりのフィルムやパンの袋なんかも散らばっています。
圧倒的にパンの方が多いようです。
甘い菓子パンがお好きのようです。

このゴミの山に…思わず立札でも立てたくなるものです。
ゴミを捨てるな!
ゴミのポイ捨て禁止!!
ゴミを捨てるやつは人間としてゴミだ!!!

そんな標語でしょうか。
いえ、違います。
とりあえず。


貴方の陰にそっと忍び寄る糖尿病


これでしょう。


さぁ、この看板を見ながら今日も甘い珈琲をすすり、甘い菓子パンを食べるがいい。
ふはははははははh

 


・・・なーんてね、ふふ。

 


そんなわたくしの体重よりも軽い冗談はさておき
(…)
しかしまぁ不思議なもので、次のクリーン作戦の時にはその場所、
殆ど空き缶が捨てられてなかったんですよね。
綺麗になったら捨て難くなった…とかなら良かったなーという話。

 


あとは、山の中に賞味期限が何年も前(確か20年くらい前)に切れた食品
(主に瓶詰、缶詰)が大量に捨てられてたり、
やたらめったら男物の靴と服だけが捨てられてあったり、

いーったい何があったんですかねぇ。
気になりますねぇ。
思わずゴミ拾いそっちのけで推理大会になったりしてねぇ。


何が出てくるかのわくわく感って点では池の水云々とちょっと似てますな。

って、いやいや。
ゴミのポイ捨てはダメNO!絶対!!


というか…カメの話したかったんだかゴミ拾いの話したかったんだか
今日も話が飛びまくって着地点不明のまま終わろう。