この前の日曜日は親父さんの三回忌でした。
で、昨日は命日でございました。
どうも1日中、2年前の今頃はーそして今頃はーとか考えてしまって鬱々しくなってた
オラミミです。どうもこんにちは。
次の法要は七回忌って事で4年後です。
これが・・・坊さま曰く「忘れる人が多い」らしいです。
確かに三回忌までは連続性があるけど4年後だものなー。
手帳に書いとこう…って４年後その手帳見ないし。
カレンダーに書いておこう…って４年後のカレンダーないし。
うーむ・・・
あ、そうだ。とりあえず４年後に「今年は７回忌だからわしの法要を頼むぞ」って夢枕に立っておくれよ親父！と仏頼みにしてみる人がいました。
あ、だめだ。４年後じゃだめだ。
色々用意があるじゃないか。
３年ちょっと後に「もうそろそろ用意を始めんといかんぞ」って夢枕に(以下略)。
それにしても亡くなって１年後は一周忌なのに２年後は何で三回忌なんだろうなー。
ややこしいなぁ…と思っていたら法要で話好きの坊さまがナイスタイミングで説明して
くれました。
「１年は一周年で一周忌、2年なのに３回忌なのはここから急に数え年になります。６年なのに七回忌、12年なのに１３回忌、という具合に」
成程なぁ。
ってぇ、
なぜぇ急に数え年にした。
そこ説明してくれよ坊さん。
結局よく分からないよ坊さん。
帰ってPCに頼ったじゃないか坊さん。
最初の亡くなった日が一回目の忌日、次の年(一周忌の年)が２回目の忌日、更に翌年が３回目の忌日の年だから３回忌。
３回目の忌日だよ！って事ですな？坊さま。
って、じゃぁなんで２年目が二周忌じゃダメなの？それ言ったら一年目が二回忌じゃダメなの？
ねぇねぇ坊さま何故なのぉ？？？
…などと、口が滑って問おうものなら朝早くから日が暮れるまで説明してくれそうなので勿論わたしは問わないのでありました。
それにしても我が家の檀那寺の御住職はよくお喋りになる。
２年前の父親の葬儀の時でした。
葬式自体は家族葬でしたが、お通夜には村の人達がたくさん来てくれておりました。
したらば、オーディエンスがたくさんいて坊さまは演説に熱が入り過ぎたのかもしれません。
家族葬というスタイルを快く思っていなかった坊さまは家族葬をディスりまくったのであります。
多くの村人が集まった中で、家族葬を選択した遺族を前に家族葬を非難しまくる坊主。
ねぇねぇ、なんの罰ゲーム？？
なんの見せしめ的罰ゲーム？？？
思わず悲しみの涙も一度ひっこんで
「改宗じゃ改宗ーーーーっ！！今すぐじゃぁあああああああああああああああああ！！！！」
と心の中で叫びながら3500個くらい卓袱台をひっくり返したのも…今や良い思い出…
な、わけあるかい(笑)。
何度かの法要と寺にお礼に行ってお話したりで分かったのですが、このお坊様は個人的にお話をするとそんなに悪い人ではない感じがするのです。
んが、
聴衆を前にすると「おい、それを言っちまうんかい！坊主！」って事を言ってしまう
性格のようで…。
そして話が長く。
そして微妙にお金が絡む話が多いという傾向(笑)。
そんなお坊様の今回の説法も長うござました。
親族だけなので人数的には非常に少ないんですけども。
一周忌の時はそうでもなかったのに今回は時間があったのか…止まらない止まらない。
お寺の仏像が重要文化財に云々…な話。
今ならお寺に来てくれれば無料で見れるよ！とか。
合祀墓を作ったよ！皆、よろしくね！という話から、「他人と同じ墓に入るのは嫌」という人がおりますが！嘆かわしい…という話。
最近、廃寺が増えております…続けていくには最低でも300の檀家さんは必要と言われておりますという話から、我が寺も300には少し足りない状況で…非常に苦しい中やっておりますという話。
などなどなど。
腕時計を忘れて行ったので何分くらい有難いお話が続いたのか正確に分からないのが
残念であった程には長うございました。
しかも途中で「話が長くなりましたな…ではお勤めを…」と一度説教タイム終了を思わせてからの「そういえば…」で更に続くという新たなるスタイルの確立。
恐れ入りましたよ。ええ。本当に。
(遠い目)
しかしながら、皆が話の長さと戦っている最中、わたくしはと言えば別の物と戦っておりました。
…というのも、疲れてぼんやり話を聞いているとですね？
なんか「廃寺」のフレーズがですね？
疲れた頭に「ハイジ」として入ってきてですね？
その後頭の中でアルプスの少女ハイジのＯＰがもうリピート再生なわけですよ。
ぶふっ、だ、誰か、止めてくれ、ぶふうっ
お、親父の法要の席で真面目な？説法聞いてるのに笑いが込み上げるとか、
なんかもう人としてダメな俺を誰か助けてくれ、
とか思いながら頭の中でハイジが壮大なるアルプスを背景にブランコをブンブンこいでるわけですよ。もうＯＰのリピートもハイジのブランコも止まらないし俺の笑いの込み上げも止まらないし坊主の話もとまらんわ。
うおーーー
誰かーーーー
誰か何もかもを止めてくれぇーーーーー！！！
ちなみに。
そんな話を家に帰ってしたら「おまえは蛭子さんか」と姉に窘められました。
デヘ☆
そして「あの坊さん、合祀墓を宜しくと言っておきながら経営が苦しい話なんかしたら
誰がおまえの寺に骨を預けるかよって話になる事に気付いてないのかなー」と言ってました。
・・・そりゃ・・・そうだ。
法事の後は、お墓(納骨堂)があるお寺に家族だけで行きました。
ちょうど桜が満開で、さくら祭りをしておりました。
お茶と茶菓子を売っていたので、お参りした後に桜の下でまったりお茶をして
帰りました。
久しぶりに花見をした気がします。
２年前はそれどころじゃなかったし。
去年も余りそういう気分になれなかったし。
正直今も桜を見て「桜だ桜だー花見だー！ひゃっほぉおおい！」という気分には
余りなれません。
まぁ仕方ないですわな。
というわけで、今日の日記おわーーーり！
