人生晴朗なれども波高し (安定板使用)

あらふぉー腐オタの日々のあれこれそれ

オレっ子ボクっ子オタクっ子

最近ブログを打っていて気になっている事がある、オラミミです。

それは一人称です。
後で読み返していて思うのです。

ぜんっぜん統一出来てない……と。


「わたし」だったり「わたくし」だったり、はては「俺」とか言ってみたり…。
あらふぉーが「俺」は無いだろう、「俺」は。
と、少し反省している今日この頃です。
(少しか)


オレっ子とか僕っ子とかが痛々しいって話はまぁ…良く聞くわけで。
しかしもう完全に癖になっているわけで。


そして実生活でも実は家やら仲の良い友人の前では「俺」とか「わし」とか言ってしまっています。
会社等では「自分」とか「わたくし」とか使ってるんですけどもねぇ。
スイッチがパチーンとオフになったらもうオレオレ、俺だよばあちゃんオレ、くらいの
勢いで俺ですよ。


何度も治そうと思ったんですけども。
治らなかったといいますか…。
挙句今じゃ治そうとしても「今日なんでオラミミは一人称がわたしなの?変な物食ったの?」とか周りに言われる始末だったりして。

 

でも本当はちょっぴり今だって治したいと思っております。
だからこのブログでは読んでる人に悪いなぁ読みにくいよなぁキモイよなぁと思い
ながらも「私」「わたくし」うっかり「俺」の3刀流でしばらく打ちたいと思います。

いつの間にか一人称が「俺」オンリーになったら
ああ、こいつ、あきらめやがったな…と。

 

 

 

学生時代を振り返ってみますと、自分の周りのオタク友達の中には一人称「俺」はいなかったんですけどもね、「おいら」と言ってた子が一人、「僕」と言ってた子が一人いました。

30を少し過ぎた頃に、何年も会って無かった中学生時代のオタク友達(一人称が僕だった子)に会ったんですよ。

彼女は中学校の先生になっていました。
で、話してる時に割と挨拶して早々に


「そういえばブログたまに見てるよー。オラミミってまだ一人称「俺」なんだね」

 

って言われました(笑)。


おお。
そこか。
今、〇〇にはまってるんだね☆とかでもなくソコか。
30過ぎてまだ一人称「俺」なんだね、うぷぷぷぷって感じか。

 

そうさなぁ。
反論する気も起きない程の正論のような気もするなぁ。

 

「私も中学生の頃一人称で“僕”なんか使ってたけど、高校以降は使ってないわー。なんか恥ずかしくなっちゃって」

 

黒歴史ってヤツですね?分かります。

 

「今働いてる学校でもやっぱり僕とか俺とか使ってるオタクの女の子いるけど、ちょっと見てると痛々しいなって思っちゃう」

 

そこまで言った彼女は自分の顔を見てハっとした様子でした。

困った顔をしていたように見えたのだろうか。

怒っていたように見えたのだろうか。

 

「あ!ごめん。別にオラミミが“俺”って言ってるのが悪いって言ってるんじゃないからね。個性も大事だから」

 

個性…良い言葉だ…。

ありがとう、先生、俺の個性を大事に思ってくれて。
でも先生。

違うんだ。

別にアレは困った顔でも、怒った顔でもなく、

ただ困惑していただけなんだ。

 

だって先生…
自分の記憶が間違ってなければ…高校と大学時代、本当にたまにだけども葉書だか手紙だかのやりとりをした時に…貴方…

 

一人称、「僕」って書いてなかったか??

 

何で覚えているかってね、先生。
「僕」の漢字が、何故か真ん中に余計な棒がいつも突き抜けてて…(業になっとる)
当時ずーっと気になってたんだ。
コレは自分の知らない新手の漢字なのか!?と。
そうだ!これはあれだ…あの、角の旧字体みたいなノリだ。それだ。
…と思うことにしてみたけど。
やっぱり先生あれは……

 

その後、

先生をしている中学時代の友達は、

如何に先生業が大変か、そしてそんな中、自分が如何に生徒に好かれているかという話を熱く語ってくれました。
30分以上ノンストップ。

 

「じゃぁまたね」と手を振って去っていく彼女の背中を見ながら、
俺…いや、わたしはもちろん祈りました。

彼女が授業で「僕」を書く機会がありませんように、と。

 

そしてそんな事を今唐突に思い出したわたくしは、

そんな事言われた時点でこの癖直しとけよ…と当時の自分に責任を転嫁するのでありました。

 

 おわり